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私の個人セッションはほとんどが電話なのですが、セッションを始める前に少しだけたわいもないお話しをする時間をとっています。
今日そちらのお天気はいかがですか?とか、
最近みたTVドラマは何ですか?とか、
最近本を読みましたか?とか。
一見どうでもいいような話の中に、実はプロの技が潜んでいます。
なんちゃって、ちょっと大袈裟でしたね。(≡^∇^≡)
これはペーシングといいます。
相手(クライアント)の話すスピード、トーン、などを確認し、それに自分を合わせていく作業です。
ペーシングによって相手(クライアント)が安心して話しやすい状態をつくっていきます。
話すスピードは人によって全然違います。おっとり話す人。早口な人。切羽詰まっていると感じる人。
スピードがあまりにも違うと人はなんだか居心地が悪いものです。
だからこちらから相手に合わせます。
このペーシングの時間はセッションを重ねるほど短時間になってきます。
私はまだまだ駆け出しなのでこの時間が必要ですが、おそらくベテランになると「こんにちは」「よろしくお願いします」の挨拶だけでペーシングしているのかもしれませんね。
いつかそうなりたいですね。