人は本当のことを言わない。
口で言っていることと、本当に(潜在意識)で思っていることが違うな!と感じることがしばしばあります。
もちろん、嘘をついているという意味ではなく、本人が気が付いていないからです。
それを、他の人が指摘しても全く無意味で、
ご自身が自分で気が付くことしか、「本当の気持ち」に出会うことはできません。
まさに脳科学でいうところの「アハ体験」みたいな感じです。
茂木先生のHPで「アハ体験」とは
脳内で0・1秒ほどの短い時間に脳の神経細胞がいっせいに活動して、
世界の見え方が変わってしまう、とあります。
私にできることは、「本当の気持ち」に気づく「アハ体験」を起すための質問をするだけ。
その人が自分の無意識に気が付くまで、じっくり向き合っていくだけです。
そして、この体験はなぜ起こっているのか?本当の意味でのその理由を明らかにしていくために、
また質問していくだけです。
私たちコーチやカウンセラーにできるのは、そんなことです。
問題は本人にしか解決できません。
でも、必ずその問題を乗り越えて、前に進める!
とクライアントを強く信頼し、その解決の後押しをしたり、夢を叶えるための背中を押したりしています。
今目の前で起こっている現象には全て意味があって、本当に(潜在意識で)思っていないことは、起こりません。
私は潜在意識の前向きに進もうとする力を信頼しているので
一見すごく悲しい出来事のように見えたとしても、
それは潜在意識が次のステップに進むために選び出した選択なのだと思っています。
厄介なことに潜在意識は同時に恒常性をも持っていて、変わりたくない!
という強い気持ちもあるがために、人は迷います。
今の状態でいることは、苦しいけれど、同時に居心地がよくて、都合がいいという面もあるのです。
前に進みたい気持ちと、今のままでいたい気持ちと。
長くなるので明日また。
私がコーチとして感じている潜在意識シリーズ書きたいと思います。
今またエッセイを書いているので、なんか口調(文調?)がちょっと変な感じで、抽象的な表現ですみません。
今日も読んでくださいましてありがとうございます。
あなたが幸せでありますように。
さくらあくり