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ノルウェイの森 失恋女子へ〜引き寄せの法則コーチングカウンセリング個人セッション・潜在意識の書き換え〜

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さくらあくりTRINITY最新記事 ダウン

愛もお金も引き寄せる人の「秘密」

ぜひ記事を開いていただき記事中のいいね!を押してくだされば幸いです。

約30年ぶりに村上春樹の「ノルウェイの森」を読みました。

 

今は別の人の小説を読んでいるのですが、

ずっと頭の中で村上春樹がワンワンこだましていて、新しい小説が全然頭に入ってきません。

 


最初に「ノルウェイの森」を読んだのは20代で

正直こんなポルノ小説がどうしてそんなに評価されているのか?

が全くわからなかったけど、すごく泣けたことを覚えています。

 

今、再び読んでわかったことは、

この小説で村上春樹が描きたかったのは「死」なのだと思いました。

 

「死」を描くための「生」として、食べて、眠って、生殖して、を延々としかも誇張して描いているのではないかと。

 

眩しいほどの光を書くことで、本当はその陰にある闇を表現したかった。みたいな感じでです。

 

読み終わって、そんなことを想ったら深い感動がひたひたと胸を満たして全然引いていきません。

そうか、村上春樹とはこういうことなのね、と今ようやく思っています。

 

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だけど、残念ながら20代の時のようには泣けませんでした。

 

自分なりの深い理解とは逆に、ストーリーそのままを素直に受け取って

泣くという瑞々しい感性をいつの間にか失ってしまったのだと気づきました。
村上春樹を解釈してウンチクを語る今の私と。

このポルノ小説の良さがわからん!と思いながらもストーリーに号泣していた20代の私と。

 

小説は変わらないのに、それを読む自分の中の確実に培われてきた部分と、失われてしまった部分。
大人になるとはこういうことなのでしょうかね?

 

昔の小説や映画を観るというのも、大変興味深いですよ。
ある意味定点観測的な感じで自分を観測できますね。

 

もし、最近再び「ノルウェイの森」を読んだ人がいらっしゃいましたら、ぜひ感想を聞かせてください。
↑  私が住んでいる西条市のお花とお水がきれいな場所です。

 

さくらが満開ですね。週末は良いお天気でお花見日和でよかったですね。
私も週末は仕事の合間をぬってお花見に行きました。
今日も読んでくださいましてありがとうございます。
素敵な春を迎えられますように。
さくらあくり