日別アーカイブ: 2021年11月8日

毎回同じ例で申し訳ないのですが・・・・

分かりやすいので、この例をだすと

AさんとBさんが、新しい会社に転職しました。
静かな事務所で仕事をしていると

ヒソヒソ・・
と人の声が聞こえてきます。

Aさんは咄嗟に思います。
「私、悪口言われてる！」

Bさんは思います
「今日の服かわいいから、噂されている！」

全く同じ状況なのに
無意識で咄嗟にでてくる思考が
どうしてこんなにも違うのでしょうか？

原因は
AさんとBさんの中にある
「コア・ビリーフ」＝「認知」といわれる、無意識の思い込みなんです。

認知行動心理学の用語でいうと「スキーマ」とか「中核思考」といわれます。

Aさんには
「私は愛されない」という思い込みがあり、
Bさんには
「私はどこに行っても愛される」というビリーフがあり

その思い込みの眼鏡を通して、
「悪口言われている」
とか
「かわいいから噂されている」
と

受け取っています。

自動で自然に出てきてしまう思考なんですよ。

私たちは、

毎瞬
５感を通じてうけとる情報を
認知という思い込みの眼鏡を通して判断し、それを、現実として受け止めています。

さて、

仕事が終わり家に帰って
Aさんは家族にいいます。
「なんかちょっと嫌な感じの職場だった」

Bさんは家族にこう言います。
「とても、いい人達だった。」

このように
同じ現象のもとでも、受け取る現実は全く違うのです。

この例は、

実際に私のクライアントさんの話です。

クライアントさんは、ここでいうAさんで、

 

 

実際に転職したら、陰口を言われて、凄く嫌だったと

私に訴えてきました。

 

何を言っているか？は確認したの？と聞くと

確認してはいないのです。

じゃあ、悪口かどうかは、わからないよね？と

他の可能性を探してもらいました。

そのヒソヒソ声の正体は
「お昼何食べに行く？」という可能性だって十分考えられますよね？

これは、かなりわかりやすい例ですが、

私たちは

こんな、現実の受け止め方を、、ほぼ無意識のうちに、しているのです。

なので・・・

今日あなたに知ってもらいたいのは

現実ってひとつじゃない！

ということ。

現実だ！と思っていることは、

あなたの「思いこみの眼鏡」で見えたもので、それが本物とは限りませんよ！

 

 

私も以前に、

「仲間外れにされた！」と思って、勝手に傷ついていたことが、

実は

友達の私への思いやりによる配慮だった、ということがありました。

 

 

私は小学校の時に、仲間はずれになったことがあり

その時の嫌な気持ちや、怒りがの眼鏡が、見える現実を曇らせているということに

その時に気づきました。

もし

あなたが見ている現実が、辛いのなら、
現実を
疑ってみてもいいかも‼

疑って、よく分析してみると
別の可能性が見えるかもしれませんし

それによって
あなたが採用している思いこみの眼鏡を発見できるかもしれません！

週末は、いつものように7時間連続zoomでコーチングセッション三昧！

傾聴には集中力が必要なので

エネルギー使います、

 

 

でも全然痩せないけど・・・・・（笑）

 

 

コロナが落ち着いてきたので、

そろそろ

大阪や、神戸での対面セッションも復活しようかと思っています。

※対面セッション入れたら、また絶対ホテルラウンジのケーキ食べちゃうな・・・