世界一どーしようもない男で、
世界一かっこいい男でした。
父です。
私の父はお酒を飲むとグダグダになり、
愚痴ったり、暴れたりするどーしよーうもない人で
フリーランスで翻訳、通訳をし
外国製の煙草を吸い
イケメンで、
お酒をのんでいないときは優しくてかっこいい人でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170713/00/rumi8484/d1/45/j/o0459059313981181796.jpg?caw=800)
子育てして家にいる時、
何にもしないで主婦でいるとき、
私はなぜか苦しくてしかたありませんでした。
自分はダメだ、と思っていました。
仕事もしていない自分は人間としてダメだと。
友人で普通に主婦をしていて
趣味の習い事とかしながら、優雅に暮らしている人が
不思議でなりませんでした。
経済的にどうしても働かないとならないというわけじゃいのに
なのに、
働いていないと、
自立していないと
不安でしかたなかったのです。
いつも焦っていました。
何かが足りない感でいっぱいでした。
この感情が私のトラウマだと
実は、つい数ヶ月前に気がついたんです。
ある日、父の言葉を思い出しました。
これからの時代は、女性も自立しなさい。
男性に頼るんではなくて
自分らしく身を立て生きていきなさい。
と、
おそらく毎日のように
繰り返し繰り返し父は私に言っていました。
潜在意識に刷り込まれるくらい毎日。
父は20年も前に若くして亡くなりました。
だからもう誰にも怒られないはずなのに。
私は、今でも父の影に怯えて、
フリーランスで身を立てていた父にあこがれ
そして、認められたかった。
父の言葉は
強迫観念のように私を追いかけ続けていたのです。
つい数か月前まで。
子供にとって
親は偉大です。
![water-1828850_640](https://www.tef2sakura.com/60007839/wp-content/uploads/water-1828850_640-400x266.jpg)
子どもの世界では親ほど大きい存在はありません。
その影響力は
気が付かない間に
潜在意識にまで影響をあたえているものなんですね。
いいことも。
わるいことも。
価値観はなかなか変えられません。
でも、それがトラウマだと気付いたことで、
私はとても楽になれました。
その強迫観念のような価値観に縛られなくてよくなりました。
価値観はかわらなくても
その捉え方は変わります。
![tea-lights-3612508_640](https://www.tef2sakura.com/60007839/wp-content/uploads/tea-lights-3612508_640-400x228.jpg)
捉え方が変わるだけで
強迫観念の、強迫が抜けました。
不思議ですね。
これも、顕在意識にのぼらせること
だと
女神様はおっしゃっています。
底に沈んで蓋をして影が見えないものは
怖いんですよね、きっと。
正体が分かれば
理由が分かれば、
そんなに怖くなくなるのかもしれませんね。
もちろん、
マイナスなことばかりではありません。
父の刷り込みのおかげで、
私はこうしてコーチングを仕事に出来ていて
皆さんとご縁をいただくことができています。
ありがたいです。
父には感謝しています。
今日は大変ありがたいことに
仕事が立て込んでいて
あまり、ブログを書く時間がないので、
私のトラウマだったことについて書いてみました。
今日も読んでくださってありがとうございます。
あなたに今日もたくさんの幸せがありますように。
さくらあくり