読めば必ず幸せになるブログ

日別アーカイブ: 2022年3月15日

怒りの真犯人は誰⁉ー怒りの鎮め方についてー

私たちは、誰しもみんな、「認知」と呼ばれる眼鏡をかけ

その眼鏡で見えたものを現実だと思っています。

 

 

例えば

久しぶりに会った知人に挨拶をしたが

そっけなかった。

ということがあったとします。

 

 

それを

ある人は、仕事で、もう関係ないからどうでもいいやと思われた

と思う

 

 

ある人は、私は目立たないので、覚えていないのだろう

と思う

 

 

ある人は、すっかりおばさんになってしまったので、軽く見られた

と思う

 

 

事実はひとつなのに、人によって受け取る現実が違う。

それが

私たちが見ている認知の眼鏡の仕業で、

そして

その認知の眼鏡によって、湧きあがってくる感情が全く違うのです。

 

 

ある人が「いつも遅刻する部下に、めちゃくちゃ腹が立つ」

と言っていました。

 

 

この人は、

「社会人は時間を守るべき」という認知の眼鏡をかけていて

遅刻は悪いことだ、と思っている

だから、腹が立つのですよね。

 

 

では、

「仕事は成果が全てであり、時間の使い方は自由でいい」という認知の眼鏡をかけている人だったらどうでしょうか?

たぶん、全く腹が立たないのではないでしょうか?

 

 

この会社の就業規則がどうか?にもよると思いますが、

このように

同じ現実をみても、腹が立つ人もいれば、立たない人もいるのは、それぞれの「認知」の眼鏡が違うからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一つ例を出すと、

ある方が、

母は最近親友の娘さんが結婚するらしく、その話ばかりで腹が立ちます。

とLINEをくださいました。

 

 

この人にはどんな認知があるのでしょうか?

 

 

たぶん

「女性はある程度の年齢になったら結婚するべき」と思っているのではないでしょうか?

なので

今の自分が結婚していないことを、自分がマイナスにとらえていて

母が話す親友の娘さんの結婚式の話を聴くと、「責められている」と受け取ってしまうのです。

 

 

もし、この方が

「女性も年齢に関係なく自立して、成功を収めるべき」むしろこんな認知の眼鏡をかけていたらどうでしょうか?

たぶん

母の話は、だたの話として聞けて、なんの感情も沸かないのではないでしょうか?

反対に

弁護士として活躍している友人の話を、嫌味や、自慢話と、捉えて嫌な気持ちになるかもしれません。

 

 

 

あなたのその怒りを引き起こしているのは

相手でもなければ、

状況や環境でもありまさえん。

 

 

あなたの中にある「認知」の眼鏡のせいです。

 

 

そして

怒りこそあなたの眼鏡を知る、とてもいいチャンスだと思います。

 

 

「認知」の眼鏡は、親の価値観をそのまま受け取っている場合や、過去の傷(トラウマ)で創られ

今まであなたを守るために頑張ってきてくれたものです。

なので

ネガティブに捉える必要はないですが、

 

 

ただ、

自分の「認知」の眼鏡を知っていると、感情のコントロールが容易になるので、とても楽です。

 

 

 

 

では、怒りを鎮める方法をまとめます。

 

 

①湧きあがる感情を客観視しましょう。

私たちは、感情にどっぷりとつかって、感情に振り回されていることが多いですが、

そんな自分を、ちょっと上から観察するつもりで、心の動きも、湧いてくる感情も、外から観察します。

 

 

②1次感情の欲求を知る

怒りの前には、必ず欲求があります。

○○したい、○○してほしい、それが叶わないから怒るのです。

その欲求を知りましょう

 

 

③そのすべてを受容する

怒っていいる自分も、最初の欲求も、良い悪いではなくただ受け止め共感します。

「私○○したかったけど、叶わないから怒っているんだよね」

そうだよね、辛いね、腹が立つね。と自分に声掛けします。

 

 

④怒りを引き起こしている認知は何か?を考えてみる

この怒りを引き起こしている認知の眼鏡について考えてみましょう。

「~べき」「~にちがいない」などと思っていませんか?

 

 

⑤認知に気づいたら、少し緩める言葉がけをする

例えば

「社会人は時間を守るべきだが、時と場合による」「・・・できないこともある」

「女性はある年齢になったら結婚すべきだと思っていたが、人それぞれでいい」

という感じで、

自分が楽な言葉を選ぶといいと思います。

 

 

 

 

例)

これは

上司に注意されて腹が立つと言っていた方に実際にやってもらった上記のワークの事例

①上司に注意されて腹が立つ(を客観視する)

②本当は認められたいと思っている

③認められたい気持ちも、腹が立つ気持ちも受容する

④「注意された=嫌われた、評価が落ちた」と思っていた

⑤注意されたことが、嫌われた、評価が落ちたとは限らない、むしろ期待の表れかもしれない

 

 

 

あなたの怒りを解体し、あなたを苦しくしている「認知」の眼鏡をさがしてみましょう!

きっと、この先

絶対に、生きることが楽になると思います。
 

 

 

 

 

さくらの季節が来ました!ワクワクしますね。

 

 

今日は、9時~13時

CRS・コーチ養成講座の第8期火曜日クラスの第4回目のオンライン授業

 

 

コーチングは「質問する」というスキル、と効果的な質問について学び、

心理学では、認知行動療法を学びました。

 

 

今日も深くて、濃かった・・・・

今日は、5名のクラスでしたが、それぞれが、それぞれの人生の課題に向き合いながら

一生懸命学び、

未来を目指しています。

みなさん、とても輝いていて素敵です。

 

 

また、写真撮り忘れた・・・・