2021 10月 06

コーチやカウンセラーは、

人のお話をお聞きするプロフェッショナルですが、

では、その聴き方は

普通の（友達や家族との）会話と、何が違うのか？

というと・・・・

聴く深さのレベルです。

普通の会話では、あまり意識しないで聴いていることが多いのですが

仕事での「聴く」は

5感をフル活用して、

深いレベルでの傾聴をしています。

傾聴には、5段階のレベルがあり

普通の人にはできない、レベル５の聴き方であるということが

プロとして、お金をもらうことの根拠です。

では、

今日は

傾聴の5段階について

傾聴レベルの５つの段階
レベル１、自分に焦点が当たっている
話を聞いている自分に焦点が当たっています。

自分は人からどう思われるか？なども含め、次に何の質問をしたらいいか？こ

のコーチングをどう持っていったらいいか？などを頭で考えている段階

レベル２、相手の話（コンテンツ）を聞き取ることができる。
相手が話している内容の景色や風景、概要を、相手とともに頭に描き、一緒に物語が進んでいる状態

レベル３、話の文脈や前後関係、言葉の使い方など（コンテクスト）を聞き取ることができる。
頭の中で物語が進みながら、言語化されていない背景や、前後関係、言葉の使い方などにも同時に注意がいっている
☆クライアントが何度も使う言葉や、独特な言葉の使い方にはクライアントの深層心理が
現れていることが多く、そこに注目してチャンクダウン（掘り下げること）していくと、深い本質的な問題に辿り着くことが多くあるのです。

レベル４、非言語コミュニケーション（ノンバーバルコミュニケーション）ができる。
コーチの5感を使い、クライアントの表情や、空気感、感情を読みると事です。
眉や口、頬の動き、感情表現、笑い（特に笑う必要のないところでの笑い）で隠された感情を読み取るなど、コーチやカウンセラーとしての直観や、インスピレーションが重要になる

レベル５、心理背景を聞き取る
今後心理学でいう禁止令やドライバー、認知のゆがみなど、はないかどうか？独特の価値観はないか？

などクライアントの深層心理にあるものを聞き取る

なので

お話を聴くだけで

とっても集中力がいるのです。

大変ありがたいことに

私は、日々ご予約をたくさんいただいており、

先日の日曜日は、1日6件のプライベートセッションをさせていただきました。

1日10時間くらいお話をお聞きしたら、

なんと！

1キロ痩せました。(笑)

それくらい体力使います。